コソボ人の懐事情って?

 
コソボ人の平均月収が、260ユーロ(約26000円)程度で
あることは既にご存知だと思います。
 
それに加え、昨日の日記では、海外からの投資が増えている
という情報もお伝えしました。
 
海外送金はどうなのでしょうか?その辺も気になりますよね?
コソボでは、3回ほど大きな人口流出のタイミングがありました。
 
その影響で多くのアルバニア人がコソボから流出し、海外での
生活を行い、今でも収入の一部を家族等に送金しています。
 
その額、2005年には4.18億ユーロ。
2010年になると、5.11億ユーロもの金額が海外からコソボに
送金されています。
 
 
2011年に行った調査ですが、少し面白い結果が出ています。
送金時に銀行を使用しているのは、全体の16%しかありません。
 
つまり殆どが、ハンドキャリーで国内にお金が入って来ている
という状況です。
 
プリシュティナ空港に降り立つと、いつも家族を迎えに来ている
皆さんに遭遇します。その裏側には、こういう事情があるのかも
しれませんね。
 
全世帯の20%が送金を受け取り、平均月収の40%が送金の貢献に
よってもたらされている様です。
 
一連の動きを見ると、コソボのGDPと海外からの送金額の関係は、
概ね10%前後で推移しています。
 
 
コソボの経済を一部下支えしているのも、海外からのお金だという
ことがお分かりになるかと思います。
 
コソボへの送金元国は、やはりドイツやスイスが多いようです。
 
その調査では、コソボの世帯の16.3%は、主にドイツとスイスに、
近い将来に移住したいと考え、具体的な計画まで考えているという
結果になりました。
 
1年前の調査ですから、現在コソボの方がどのように考えているかは
分かりません。
 
しかし、収入格差が10倍以上ある現状を考えると、若い時期には、
海外で働き、貯蓄を貯めてコソボでマイホームを買うという動きが
抑制されることはないと思います。
 
プリシュティナ空港も拡張工事が進んでいますので、人的交流が、
今後も続くことだけは間違いないと思います。


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