マケドニア共和国は認知されていない?

 

マケドニア共和国』が認知されていないというお話は、

昨日も少しさせていただきましたが、ギリシャからの反発が

非常に強く、その為NATOにも入れなかったという歴史が

あります。

 

なぜそこまで固執するのか?

それにはマケドニア国内の世論の影響もある様です。

 

マケドニアには、現在のギリシャ領やブルガリア領にある

旧マケドニア地域を統一して、統一マケドニアを復興させようと

考える人たちがいます。

 

 

個人的・組織的な意見だけではなく、政府内の右派である、

『マケドニア国家統一民主党』が党是に含めていたという事実

まで存在しています。

 

つまり隣国であり、旧マケドニア領の5割を領土にしている

ギリシャとしては、侵略されるリスクが存在しているわけです。

そんな国を認められないというのもお分かりになると思います。

 

ギリシャは、マケドニアが旧ユーゴスラビアから独立する時に、

その名前を使うことに反対し、経済制裁まで行っています。

 

経済的に繋がりの強かったマケドニアは、その影響を強く受け、

国旗の変更及び、憲法の改定まで行い、経済制裁を免れました。

 

 

この辺りのことを調べていくだけでも、バルカン半島が教科書で

『世界の火薬庫』と呼ばれていたことの片鱗を、垣間みることが

出来ますよね。

 

そんなマケドニアもEU及びNATOへの加盟を目指していますが、

ギリシャとの呼称問題を解決しないことには、 加盟以前のお話で

あることもお分かりかと思います。

 

ただマケドニアは、既にEU加盟国候補なので、コソボより先に

交渉テーブルにつくことが予想されます。

 

自己主張はしつつも、しっかりとした準備を行っています。

 

 

日本がマケドニア共和国を認めていないのは、単に国連に加盟を

したときの名前が『マケドニア旧ユーゴスラビア共和国』だったと

いうだけのお話なんですよね。

 

何か無策的な感じもしますが、アメリカだけはマケドニア共和国

国名として認めています。

 

この辺がアメリカらしいと思います。

 

マケドニアのEU加盟には、この国名問題がつきまといますので、

それがどうなるのかも、気になるところです。



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