国際社会への進出に一歩前進?

 

国際的な機関からあまり認知されていないコソボですが、

欧州復興開発銀行への加盟が決まりそうです。

 

本決議は12月17日ですが、先日加盟に向けた協議が進展し、

加盟できそうな状態になりました。

 

EU自体も、コソボの加盟を歓迎する旨の発表を行っています。

 

この欧州復興開発銀行とは、中東欧諸国や独立国家共同体諸国の

自由市場経済への移行にあたり、個人や企業を財政的に支援する

ことを使命として設立された国際開発金融機関です。

 

 

1991年に発足し、当初から多くの東欧圏の国家がその支援を受け、

自国経済の発展に繋げてきました。

 

欧州という名前がついていますが、実は日本も出資しています。

こういうところにも担ぎだされているのは、日本らしいですね。

 

一番最後に加盟したのは、2006年のモンテネグロです。

その加盟から、6年という長い年月が空いていることからも、

加盟に対するハードルの高さを窺い知れると思います。

 

欧州復興開発銀行への加盟条件は、出資国及び、EU等の出資機関の

3分の2以上の了承を得ることです。

 

出資国には、コソボを国家承認していないギリシャ、スペインも

含まれていますので、これが良いきっかけになればいいのですが、

国家承認までは、もう少し時間がかかりそうな気がします。

 

視点を変えると、NATOやEUへの加盟には少しだけ近づいた様な

そんな気がします。

 

 

コソボの外交は常に積極的で、首相のハシム・サチさんは、

欧州各国を訪問し、様々な立場の方と会議を重ねていますので、

少しずつその成果が出始めています。

 

欧州復興開発銀行への加盟の為に、2年以上も交渉を行っています。

今回のことも、中長期的な視点での政治活動の結果だということが

お分かり頂けると思います。

 

オーストリアとも2国間協議締結に向けた事前協議が進んでいますし、

ドイツとの繋がりも強くなっていますが、セルビアとの問題だけは、

なかなか進展していきませんので、そこで本当の意味で政治手腕が

問われていくのだと思います。



コメント

現在、この記事へのコメントはありません。

コメントを投稿する




コメント内容

トラックバックURL: 

ページの先頭へ