シリアから垣間見るコソボ紛争…。

 

 

日本でも報道されているかと思いますが、シリアの難民の数が、

50万人(UNHCR調査)を超えました。

 

新たな死傷者数は、125名以上。虐殺された子供や女性も多数。

本当に酷い状況が続いています。

 

コソボ紛争の時にも同じように非常に多くの人が自国を離れ、

難民になりました。

 

 

本当に身の回りのものしか持たず、家も家財も全部捨てて

自分や家族の命を守るためだけに逃げるのです。

 

日本で、もし同じようなことがあったら、どうなるでしょうか?

あなたは同じ行動が取れると思いますか?想像できないですよね。

それが世界のどこかでは未だに繰り返されています。

 

私もコソボに来るまでは、コソボ紛争は教科書の中だけの事実で、

あまり実感のない世界でした。

 

ところが、今はちょっとだけ状況が変わりました。

環境が人を変えるというのは、まさにこういうことを言うのだと

思います。

 

Yahooニュースにもなっていたので、見た方もいらっしゃるかも

しれませんが、エジプトからギリシャへ亡命し、難民になった人が、

虐待を受ける事件がありました。

 

記事を見ると、亡命して働いていたものの雇用主達から虐待を受け、

その挙句にお店のお金を盗もうとしたという疑いまでかけられて、

拘置所に抑留されるという現状です。

 

警察に行けば良い…と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、

もしそうした場合には、強制送還という文字がちらつきます。

 

命からがら逃げてきたにも関わらず、そういった現状があります。

移民流入による賃金低下も考えられますので、ギリシャ市民には、

それは当然だと考える傾向もあるようです。

 

話が少しそれましたが、移民になってもあまり良いことがない事が

少し伝わると良いのですが…。

 

そう考えると、ドイツやスイスに行き、語学まで学んでこれた

コソボの人は、ある意味恵まれていたのだと思います。

 

少し不謹慎な発言かもしれませんが、ドイツ語や英語を話せる人が

多いというのは、将来的なコソボの強みだと考えています。

 

アルバニア人が海外に移民として出ていた歴史があるからこそ、

受け入れが、よりスムーズだったのかもしれませんね。

 

シリア問題も根が深いですが、少しでも良い方向に進んでいくと

良いのですが…。



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