コソボに流入する外国資金額の推移状況

 

順調に成長しているとはいえ、コソボのGDP規模は、

まだ小さく、自国の経済を支えるだけの額はありません。

 

そこで必要になってくるのが、海外からの直接投資や、

EUや国連等による経済支援です。

 

まず、海外からの資本がどのくらい入って来ているのかを

お伝えしたいと思います。

 

 

2004年の外国資本流入額は、5328万ドル程度しかなく

非常に小額でしたが、2011年には10倍以上の5.46億ドル

まで増えています。

 

たった7年間の話です。

実は2007年には、6.03億ドルまで増えているのです。

 

コソボ紛争後の独立もままならない時期にも関わらず、

3年間で11.3倍もの外国資本が入って来ているということが、

コソボに対する海外からの期待の現れだと思います。

 

2009年はリーマンショックの影響で、4.08億ドルまで

低下していますが、その後は顕著に戻って来ています。

 

 

EUによるコソボへの支援額ですが、2007年以降のデータでは、

ほぼ毎年、年間2億ユーロもの支援を受け取っています。

 

コソボが独立をした2008年については、3.31億ユーロと

2007年よりも、1億ユーロも増額されていることからも、

EUの支援があった上での独立だったということが分かると

思います。

 

EUから、法や秩序を守る為にのみ支援されている金額が、

支援額の5割〜7割も拠出されているあたりは、国として、

まだまだ十分な仕組みが、出来上がっていないということ 

なのかもしれません。

 

この辺りの課題を一つずつ改善していくことが、今後の

コソボの成長において、非常に大切なことだと思います。

 

 

また一人当たりの支援額を見ると、バルカン諸国の中で、

コソボだけが非常に多くなっています。

 

バルカン諸国の中で、2番目に国民の数が少ないということも

ありますが、セルビアに比べると約4倍もの支援額になります。

 

コソボはまだ戦後復興の時期であり、各種支援があることで、

国が体裁を整えているということがお分かりかと思います。

 

これを見て、チャンスがあると考えるか?不安になるか?は、

あなた次第ですが、私は良い方向に進んでいると考えます。



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