コソボにおける欧州復興開発銀行の動き

 

昨年12月17日に、欧州復興開発銀行(EBRD)の会員になった

というお話をしたと思いますが、ようやくプランが出始めました。

 

しかし、根本的な問題として、コソボにはEUの目標に準拠した

経済開発計画がないということを指摘しています。

 

スタートからそんな指摘を受けてしまうのが、今のコソボらしいと

思いますが、EU内にある様々な基準が今のコソボにとっては高く、

まだまだ協議が必要なレベルであるということがよくわかります。

 

欧州復興開発銀行は、輸送・エネルギー・アグリビジネスの分野で、

民間部門で大規模な投資を行うことを目的としています。

 

あくまでも市場機能を正常な状態にすることを優先しています。

 

欧州復興開発銀行とすると、今のコソボの状態は、高金利、汚職、

高レベルの、再生可能エネルギーを作成するための戦略の欠如など

根本的な部分の改善が必要という判断です。

 

特に農業の分野に注力し、民間セクターの開発及び発展を目指し、

新規雇用の抽出が必要であるという考えです。

 

その為にインフラの整備も必要になります。

農作物を作っても、輸送できなければ、売れなければ意味がなく、

計画的な道路建設も必要だと考えています。

 

コソボにも、『GAP』というシンクタンクが有り、その機関が、

政府と民間のギャップを埋める為の問題の洗い出しをしています。

 

GAPは、コソボは欧州復興開発銀行の利益を増加させる為にも、

再生可能エネルギー、複合一貫輸送と農業が経済の発展に重要な役割を

取る包括的な戦略を開発する必要があると推定しています。

 

両者の思惑はほぼ同じですが、その思考レベルに差があるということを

しっかり認識して進めて行かないと、状況の大幅な改善を早期にすること、

欧州復興開発銀行の投資効率を最大化することが難しいと思います。

 

そして一番大切なことは、コソボ政府がその両機関の指摘をどう捉え、

政策に反映させていくのか?ということです。

 

我々から見ると、積極外交を行なっているように見える政府も、

ローカルのスタッフに聞くと、ほぼ口をそろえてダメだと言われます。

 

何十年も住んでいる人から見える景色は、まだまだ曇っている様です。

早く快晴になれるように、官民の協力が必要です。



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